先月より、来年予定している個展の為の資料探しをスタートしました。
今予定しているテーマと新作の為には、たくさん調べものが必要です。
最近は時間を見つけては本屋と図書館に通う日々です。
そんな中、たまに資料とはまったく関係ないのですが「おっ」と思う本に出会います。
ということで興味ない方にはまったく無駄な、1年半ぶりの「読書の時間」です。



「物語 イタリアの歴史」 中公新書  藤澤道郎 著

もともと別の本を読んでいたとき、イタリアの歴史を知らなくてはきちんと読み込めない!
とおもったことがあり、歴史関連の本を少しずつ読み始めました。
一つの国について調べはじめると、その周囲の国についての知識が必要になることが多々あります。
そんな中、この中公新書の「物語 ~」のシリーズは読みやすいので調べはじめにはぴったりです。
そうして少しずつ増えた本を見るとふと気がつきます。
だんだん父の本棚にそっくりになっていくことを。



「藤田嗣治 手仕事の家」「藤田嗣治 本の仕事」 集英社新書ヴィジュアル版  林洋子 著 

松本に新書のそろった本屋ができたので棚を端からのぞいていたときに見つけました。
実は昔、藤田嗣治の絵がちょっと怖く感じて苦手でした。
市松人形に感じるものと同列な怖さ。
ところが、このごろはその怖さを感じなくなりました。なぜだかはわかりませんが。
ということで藤田嗣治に興味を持ち、とくにどんな人だったんだろうという点から読み始めた本。
絵画以外に焦点をあてたこの本は面白かったです。
「つくること」に興味がある人には特にお勧めです。



「ハーメルンの笛吹き男 伝説とその世界」 ちくま文庫  阿部謹也 著

もともと伝説や民話などが好きです。
そのなかでも、とくに印象深いこのはなしを通して書かれた社会史です。
伝説はただうまれるのではなく、過去にあった「何か」がきかっけとなり形作られていく。
そんな、言葉ではわかっているつもりだった事をこの本はきちんと気付かせてくれました。
知人には同年代の女性はなかなか手に取らないであろう本と言われましたが、
私にとってはここ数年の中ではかなり上位ランクの本です。



まだまだたくさん面白かった本はあるのですが、今回はこの3点です。
近年興味のある歴史関連が中心でした。これらがいつか制作に繋がるかもしれません。
その時には一体どんなものがうまれるのでしょうか。
それはまだ自分でもわかりませんが、なんだかとても楽しみです。
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よくお問い合わせいただきます「ごがつのそら」ですが、
夏の期間はギャラリーシュタイネさんに数点置いてあります。
通常は展示会のみですが、前回の展示でSOLDOUTの為お手に取れなかった方もいらっしゃったので、がんばって作ってみました。
相変わらず少量なのですが、見ていただけたら幸いです。

次回の販売予定は11月の安曇野スタイルです。