GELLARY龍屋さんで「Life with art -style1-」がはじまりました。
今回は「華文鎮」や「薬用植物図鑑」などの小物のオブジェをだしています。

龍屋さんは私が制作をはじめたばかりの頃からのお付き合いです。
いつもいろいろな企画に少しずつ出させていただいているのですが、
田舎で細々と作っている身にとって、とてもありがたいギャラリーさんなんです。
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この箱は今回出品している「薬用植物図鑑」用の箱です。

これは1つ用なのですが、本の形をした4個とか6個用もつくりたいなぁと思っています。

実は昨年の姉の誕生日に、気に入ってくれたこの作品を、
同じような作った箱に入れてプレゼントしたのですが・・・
蓋の採寸を1mm間違え、かなりゆるゆるでした。

初めてその形を作る時っていつも失敗してしまいます。
(展示で出しているものはきっちり計算しているので、もちろんきちんとしてますよ。)
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朝、目が覚めたら外は銀世界でした。

庭のランプがかわいらしい帽子をかぶっています。
まるで山高帽のようです。
山高帽といって思い出すのは、タンタンの双子の刑事さんです。
子供の頃、姉が借りてきたタンタンをはじめて見たときは、なんだかどきどきわくわくしながら読んだものです。
何から何までそっくりな刑事さん達はいつも見当違いのおかしなことばかりで、でも憎めない愛すべきキャラクターです。
GELLERY龍屋さんでの展示が無事終了いたしました。
写真は「ちいさいいえ」のシリーズです。
となりにはそれぞれにあわせて作っているちいさい本です。

実はこのシリーズのオブジェを制作する際にはじめに絵とお話を考えて、そこから形をおこしていくという作り方をしています。
よくお話の内容をよく聞かれるので、ここでちょっと紹介。
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手前のは・・・
 「 みずうみのほとりにいっけんのいえがたっています
  そこにはおじいさんがひとりですんでいました
  それでもおじいさんはさみしくなんかはないのです
  だってまいあさたいようとことりがいうんですもの
  「おはよう」って
  それからつりざおをもって
  みずうみまでさかなにもあいさつにいくのです 」
というみじかいものです。
ひらがなで書かれた文字って読んでいると響きがやわらかく感じて好きです。
お話は現在8個できました。作品も8種類(8ヶ国?)です。
奥の分はまたそのうちに紹介いたします。
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小さなデジカメでどこまで写るものかやってみたら、なんと満月が撮れました。
それ以来すっかり楽しくなって、新月までの変化を少しずつ写しています。

そういえば安曇野に来てから真夜中にふと思い立って、そうっと外に出てみることがあります。街の光の届かない庭に出て夜空を見るために。
氷点下の日は自分の吐く息さえも凍りそうです。
そんな中で見上げる宙は、何億光年も離れた小さな光さえもが語りかけてくるかのようで、ついつい見とれてしまいます。
そんなことをしているせいか、朝寝坊をしてしまいます。
それでもやめられないこまった習慣です。
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今日安曇野市内の公民館で、作家の椎名誠さんの講演会があり、行ってきました。
テーマは「水と植物について考える」、タイトルは真面目一本ですが、内容はさすがです!
中国のトイレ事情やアラスカでカリブーを食べた話など笑いをもちろん交えつつ、世界を旅する作家さんならではの視点から、今の日本についてや私達が当たり前と思って忘れている水のことなど、ひとつひとつの言葉がしっかりと胸に届く、充実の2時間。

椎名さんは子供の頃から読んでいる私の大好きな作家さんの一人です。
覚えている限り、私が初めて自分のおこずかいで買った「本」。実はすでに親が買ったのか家にはあったのですが、自分のがほしくてそっと買ったちいさな文庫本。
マンガや雑誌とかではなく、一冊の小説。私にとっては何度も読み返す、思いいれのある本です。
この日に焼けて、本来の紙の色がわからなくなってしまった18年前の「岳物語」に、恥ずかしながらもサインをしていただき、数年ぶりに声が震えるほど緊張してしまいました・・・
あたたかく書いてくださった事がうれしすぎて、多分今晩眠れません。